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みなさんはこのように部屋作りで困ったことはありますか?
おしゃれな部屋を作りたくても、配色やサイズのバランスがうまくいかずダサい部屋になってしまう人も多いです。
おしゃれな部屋を作るためにもっとも大事なことは、「絶対にやってはいけないNGなこと」を知っておくこと。
本記事では、プロが実践している部屋づくりがうまくいくためのコツを紹介します。
ぜひみなさんの部屋づくりの参考にしてください。
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家具の占有面積は40%以下に抑える
部屋の大きさに対して家具が多すぎると、圧迫感が出てしまい部屋が狭くなることはもちろん、空間の美しさ、家具自体の美しさも無くなってしまいます。
インテリアコーディネートの世界では、家具の総面積は床面積に対して33%以内に収めるというのが理想とされています。
しかし、日本の特に都心部などでは再現性が低く、33%以内にするとミニマリストのような部屋になってしまいます。
そのため、リビングは40%以内、ワンルームや寝室などは45〜50%以内を参考にして、家具を選びましょう。
イメージスケールに当てはめて組み合わせを考える
みなさんはインテリアスケールというのはご存知でしょうか?
家具を揃える前に、それぞれの家具をイメージスケールに当てはめるだけでコーディネートのレベルは格段に上がります。
イメージスケールとは?
イメージスケールとは、Warm(暖かい) ↔︎ Cool(冷たい)、Light(軽い) ↔︎ Heavy(重い) という2つの軸を基に、インテリアを感覚的なイメージで4つに分類するものです。
例えば、下記のニトリの「アルナス」というソファはどこに分類されるでしょか?
ウッドのフレームから暖かみ、ライトグレー/ライトブラウンの配色と視線が抜ける脚やアームから軽さを感じるころができるので、このソファは『Warm&Light』の位置に分類できそうです。
このようにあまり深く考えずに、パッと見た時に感じた印象で決めてしまってOKです。
他のインテリアも当てはめて見ましょう
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そしてこのイメージスケールを使ってインテリアを組み合わせるコツは、対角線の位置にあるモノは組み合わせないということです。
【失敗例】対角線同士のモノを組み合わせるのはNG
実際に対角線にある『WARM&LIGHT』のソファと『COOL&HEAVY』のテーブルを組み合わせてみましょう。
なんとなくアンマッチな印象を感じますよね。
このようにイメージスケールに当てはめた時に、対角線同士の家具を組み合わせてしまうと家具同士のアンマッチが生まれてしまいます。
【成功例】隣接するモノ同士を組み合わせるのはOK
こちらはしっかりとコーディネートされていて、家具同士が馴染んでいる印象を感じますよね。
このようにイメージスケールの位置関係を意識して、上下もしくは左右で隣接するインテリア同士を組み合わせるようにしましょう。
もちろん同じ位置のインテリアを組み合わせるのもOKです。
部屋の配色の黄金比は6:3:1
インテリアコーディネートの配色は『ベースカラー』『アソートカラー』『アクセントカラー』の3種類に分けられます。
- ベースカラー:天井、床、壁
- アソートカラー:ラグ、カーテン、大型家具など
- アクセントカラー:クッション、小物インテリア
この3種類の配色の割合をベースカラー:アソートカラー:アクセントカラー = 6:3:1になるようにするとバランスが良いと言われています。
部屋の配色はカーテンの色の選び方でコントロールできることが多いため、カーテンで配色バランスをとるようにしましょう。
【失敗例】アクセントカラーの割合が多すぎる
アクセントカラーの配色が多すぎるとごちゃごちゃして落ち着かない印象になります。
自分の好きな色だからといって、アクセントカラーの割合が多くなりすぎないように注意しましょう。
【失敗例】アクセントカラーがない
アクセントカラーがない(少ない)と、ボヤッとして立体感がない部屋になってしまいます。
アクセントカラーは部屋に奥行きを出して広く見せてくれたり、アソートカラーの引き立て役になってくれるなどの効果があります。
クッションや置物などで簡単に取り入れることができるので、配色の1割程度は入れるようにしましょう。
自分らしいおしゃれな部屋を作ろう
いかがでしたでしょうか。
本記事で紹介した部屋作りのコツは以下の3つです。
- 家具の占有面積は40%以下に抑える
- イメージスケールに当てはめて組み合わせを考える
- 部配色の黄金比は6:3:1
本記事で紹介した内容を参考に、あなたらしいおしゃれで楽しい部屋を作ってみてください。